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オーストラリアパートナービザ取得への道2【別居で知る諸法無我】 [国際結婚・永住]

2013年2月
私はスチュアートと二人で、彼の故郷オーストラリアはアデレードへ里帰りしました。私たちはそこで未来を垣間見ました。そして、それを実現するため、すなわち私がオーストラリアへ永住するため、2月に1年計画を立てました。それは直感に従って作ったもので、なおかつ最も経済的で、精神的負担が少ないプラン。もちろん、和道のポール師匠のアドバイスに則ってです!

内容は、このようなものでした。
[かわいい]まずスチュアートがオーストラリアに先に帰国し、物質的と精神的に基盤を整える
→彼が以前オーストラリアでやっていた天職のセラピストの仕事を軌道に戻す
→二人の新居に先に引越し、生活準備を整える
→異国から永住する妻を迎える準備をする

この大目標に加え、各月の目標を決めたあと、二人で同じものを一部ずつ持ち、4月4日から別居生活が始まりました。東京の私とアデレードのスチュアート。私はこのプラン・シートを、常に更新しているビジョンナリー・シートとともに枕の下にいれて、毎晩ビジュアライゼーションをしながら眠りにつきました。


さて、プラン作成から達成までは、このような感じで進みます↓


3月中旬〜4月上旬 

私は、実は東京から神奈川への引っ越しを考え、彼が帰国する前から一人でかなりの物件を内覧しながら、神奈川地域での仕事の可能性も探っていました。しかし、ご縁がありません。
3月下旬、神奈川への引っ越しはナイと直感を得ました。東京も、そこから30分と距離のない横浜も、巨大な都心の空気に大きな変わりはない。私が素直に生きたいと思う場所ではないと感じました。4月4日に彼が帰国してから、私はそのまま仕事を続け、和道1日ワークショップの通訳を終えた後、直感的に京都に行くのだと悟りました。

それは、4月5日に受けた、最強の和道ダブル・ヒーリングのおかげ‥まさかの師匠ポールと、和道ヒーラーの睦世さんから受けたヒーリングがきっかけでした。この二人のヒーリングを受けるという機会は、時間を調整したりお金を支払ったりして得られる類のものではないはずです。まさかのタイミングで、まさかのエネルギーが注入され、閉ざされていた何かが、とたんに開いてしまいました。意識的に生きることを選択している人にとったら、よそ見をするという選択は存在しません。

私の内には、スチュアートがオーストラリアへ帰国した後の、彼のことばかり心配していました。ほら、お得意の「他者が先」です。私は私で、人生を掛けてのというと大げさですが、移住するという大きな変化を迎える準備を、精神的にも物質的にもしなくてはならなかったのに、実際のところ何をすればいいのか全くわからずだったのです。

京都滞在は、当初私たちの永住プロジェクトにはなかったプランでした。永住に向けて、私にも物質的そして精神的な準備が必要でした。京都に行くことになった、、、今思えばとてもうなずけるプロセスです。


4月中旬

それから1週間後、久しぶりに開いたPC画面に、京都の家を見つけました。私の実家からものの5分、幼なじみの実家から徒歩2分ほどの距離にある、1階がステンドグラス工房で大きな庭がある家。京都らしいともいえる下宿、今でいうところのシェアハウス。ニュージーランド時代に寮に住んでいたこともあり、シェアは得意です。レトロな感じも私にはしっくりきて、何よりも1軒屋と広いので‥‥と、いろいろと考える前にもうオーナーの眞理ゴズニーさんに連絡をしていました。

京都は、素でスピリチュアルだといわれますが、全くその通りです。早朝となれば托鉢にこられるお坊さんがいらっしゃいますし、朝夕は家々からお経が聞こえてきます。あらゆる場所に在るお地蔵さんは地域の人たちがいつも面倒を見ています。ある地域で英語の3単語に一つはfワードといわれますが、それに対して京都は3筋(路地)にひとつ歴史的な碑が建つといわれています。風水や地質だけでなく、空気で感じるスピリチュアルな空気が漂います。これは、大いなる自然に対しての畏れを忘れず、日々祈る人々が作り出す空気感なのだと感じます。私には、久しぶりの京都がとても気持ちよかったのです。

(京都でのすばらしい思い出については、改めて書きますね[手(パー)]これ以上長くなると誰も読んでくれないので:汗)


4月下旬 GW前
京都を訪れ、家をみて、契約をする。

5月GW後
京都に引っ越す


5月中旬

この頃にひとつ、私は自分の心の声に従わない行動を一つとったことで、当たり前ですが、好ましくない結果を呼びました。このことで、東京からひきずった最後のしこりを、ジョキッとやっと切れました。オーストラリアには不要なしこりだったので、ここで切れたのだと思います。

また、その頃の彼はというと、帰国して3日後には車を買い、家を借り、マッサージベッドを買い、仕事を始め、そして営業周りを始めました。それは本当にものすごいスピードでした。意図と行動が完全に一致している時のスピードです。


5月下旬〜6月上旬

4月の時点で私の永住ビザを手配するタイミングも決めていましたが、6月になり、彼の収入が夫婦が生活できる額に到達したことで、私と彼は共働して永住ビザの手配に取り掛かりました。そして申請完了。その内容は、2つ前のブログに書いた通りです!

数日に一度はスカイプで打ち合わせをし、毎日メールをして私たちの「まだ見えない道」を創ってきました。


7月初旬〜中旬

9月初旬から中旬の間に転出することを、京都で借りていたお部屋のオーナ眞理さんにお知らせしました。岡崎のすばらしい愛あふれる家に、次に一緒に住みたい人を描きだし、そして募集要項を作成。描いた通りのすばらしい方が、最善のタイミングで来てくださいました!

ちょうどその頃、東京の祖母が天命を全うしたので、お別れのために東京へ1週間戻りました。このとき、祖母から着物の帯枕を形見として頂きました。

お別れの後には、東京に残しておいた22キロの冬物衣料を、オーストラリアへ空輸しました。スチュアートがエコ・ビレッジに転入した直後でした。しかし、私がオーストラリアへ行く目処は、この時点で全くたっていません。


8月1週目

永住ビザを申請した先の在韓国オーストラリア大使館に問い合わせるも、永住ビザの進捗状況は(当然)わからず、もしオーストラリアへ行きたいのなら通常の観光ビザ(3ヶ月滞在)で入国するよう指示を受けました。


8月中旬

京都に遊びにきた親友と山を登ったり、姉家族とお盆を過ごしたり、滋賀県大津の花火大会を楽しみました。愛にあふれた時間が心を豊かにするとともに、幸せな記憶としてどんどん上書きされていきました
この時点で、京都の部屋のものを処分しつつ、どうすれば9月からオーストラリアへ最善の方法で滞在できるかと、オーストラリアへのチケットを探し始めました。


8月4週目〜9月1週目

私たちの状況では、観光ビザ (Subclass600)【家族引き寄せカテゴリー、12ヶ月滞在、マルチプルビザ】が良いとの情報を、オーストラリア移民局から得ました。このビザは、在日大使館や在韓大使館での申請ができないため、オーストラリア国内の移民局へ直接申請することになりました。
 ↓
4日後にビザがおりる

やっとこさ、移民局を通して私がオーストラリアへ実際に渡れる道が整いました。

 
9月2週目
オーストラリアへ夏服と着物を送る
京都を転出する


9月3週目
東京に転入し、親族に挨拶をする


9月24日

オーストラリアへ、片道航空券で出発
一度も検疫所で捕まったことはないけれど、今回も世界最大かつ最強の検疫があるシドニーからの入国をさけるためにクアラルンプール経由でアデレードに入りました。特に持ち込めないものは持たないし、驚くほど整頓されたスーツケースではあるのですが、以前乗り換え便に間に合わなかったことがあるのでそうしました。経由は途中、クアラルンプールで6時間待機、その内の4時間をインドはバンガロール出身の牧師さんとお茶を飲みながら過ごしました。まだ若く、きらきらと輝く虹の戦士がここにもいました。彼も今、世界中で「光の戦士が集まるチーム」を作るために走り回っているそうです。

9月25日
アデレード到着
スチュアートが先に住んでいるオーディンガ (Aldinga Arts Eco-Village) に引っ越しました。


2月にオーストラリアへの永住を感じ、9月には引っ越し完了。これが和道スピードです。社会的な時間は存在します、しかし魂のスピードは時計が刻む時間を超越します。

意識的に生きはじめると(それはお釈迦さんのいうところの諸法無我のような)選択の余地がなくなってくる。安心感を持って降伏したような感じでもある。私の人生にとっての不要な情報や道が持たらされないために、ある意味、高次の観点から「自由がない」とも言え、それが精神的にとても居心地がいいのは、私にとっての事実です。時空を超えてある物事が理解できるようになると、いろいろ手放せる。瞑想のある日常を暮らして5年。不思議にオーストラリアへ移住するという道が目の前にありました。多次元パズルがかちゃかちゃと統合されるのを観察しながら、かなり穏やかな自分がいることに気づきます。
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