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水断食とその効果(2019年)《準備期6日ー水断食9日間ー回復期5日》 [断食]

無償の愛を知るために最も必要な課題を与えてくれるのは、何をいってもやはり両親や家族…。

私の母は、遠い居場所からいつも私を見守ってくれ、温かくサポートしてくれ、私は彼女の背中を見続けて生きています。一方で、父の鮮明な思い出は私が15歳ころまでのものしかなく、それ以降は苦しみと悲しみと怒りの対象でしかありませんでした。私の最初の恋人、大好きな父は、突然私の人生から消えてしまいました。父は生きているのに関われないことは、長年の大きな悔やみでした。父に「元気?」と問いかけることも、「オーストラリアに引っ越したよ」とも伝えられない。父親がいる人が羨ましかった。父と会話がしたくてしょうがなかったのです。どれだけ大好きかを、ずっと伝えたかったのです。

ソウルファミリーとして父が与えてくれたものが、私の生きる原動力であり、目的であり、人生最善の課題であったったことがわかったのは、ここ数年のことです。過去記事、キャンパーバンで出かけた【オーストラリア大陸9000キロの旅】も、ペルーへ旅立って【密着28日間アヤワスケーロが明かすアヤワスカの真実】を全身全霊で体感することになったのも、タイで100日ヴィッパーサナ修行することになったのも、その魂が「私の父」として地球に降り立ち、カルマの昇華と仏陀も見たあのを目指すために生きてくれたからこそ...


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《身延山五重塔:日本の思い出といえば仏様とお寺の風景》



《断食に至る経緯》


父が旅立った先月の満月から、もうまた次の月が満ちようとしています。
私の内側には悲しみはありません。父としての思い出は脳内にあり、姉や妹と話していると懐かしさで涙がこぼれることはありますが、それ以上に、父が魂の使命を果たして今回の旅を無事に旅を終え、大いなる意思によって定められた時期に還っていったことがわかるからです。父の魂と同じエッセンスが私の内で生き生きと生き続けていること、そして、それが融合し続けていることも感じられます。

父の魂が、今生は「娘の父親」という存在を選んで、私に与えてくれた人生最大のギフトは、赦しつづけること、無執着をつづけること、そして無償の愛は、死を超越することでした。

その父が魂に還ったことで、今まで以上に鮮明に私に語りかけるようになりました。その高次元の魂は、私に断食をすることを囁きました。3次元の私たちは自由意志を持っていますので、選択権は私にあります。その魂が私のために勧めてくれていることは百も承知でしたから、私はその提案を心から受け取り、断食する決断をしました。



《断食の効果》


断食の効果は、一般的に広く多くの「神聖な現場」(宗教と呼ばれることもあります)で取り入れられており、精神性の向上、身体と心の清浄をめざして行われています。断食をした仏陀、キリストをはじめ、古くから僧侶、比丘や修行者等が、信仰心を強めたり、偉大なものに対する奉仕としてや、報恩のため、そしてまた愛を強くするために行われてきたといえます。偉大なものすなわち愛とセルフの融合を容易にする、または準備をする、とも捉えられるかと思います。父も、仏教の100日修行を行っていました。

身体上の効果は、血を清浄にし、重金属や体内毒素を排出し、胆汁を出し、消化器官系のリセットをすることなどです。断食は、各種消化器系不調、慢性疲労、精神病、癌治療などに取り入れられており、ドイツやロシアなどでは古くから断食専用のクリニックもあるほどです。

断食の概要として、こちらWikipedia〔断食〕をご参考ください。



《断食を検討するにあたって》


水断食、スムージー断食、絞りたてフルーツジュース断食、酵素断食、インターミッテント・ファスティング(通称IF、断続的断食)などと、断食の方法は多種多様あり、期間もさまざまで、行う季節や居場所にもよりますから、どの断食法がベストであるかは個々人により異なります。まずは目的を明確にすることが大切です。

私の目的は、天からの声というか、父(の魂)からの提案であり、すなわち魂/精神性の向上ですので、メインステージの水断食を目指して、プログラムを自ら組みました。体重が落ちたり、肌がきれいになったり、ボディラインがシャープになることは、私にとっては三次元の美味しいオマケというようなものです。より心身精神の澄んだ、愛あふれる人になりたいということが私の純粋な目的です。

ー 澄んだ心には、天からのサインが届きやすく、澄んだマインドは天からのサインを感じて言葉にすることができ、澄んだ体はそれを具現化することができます ー

仏陀は、水も食事も採らずに長期間の断食をしたといわれ、死(と呼ばれるもの)との境をさまよった後、仏教で最も重要で基礎のダルマである 四諦・八正道 を得たといわれています。そして、人々に「中道 をとること、極端な道は取ることなかれ」と諭しました。極端に長い断食をして苦しむ必要はないということです。


命の危険を背負ってまで長期絶食するのであれば、その後2500年続くすべての人類に貢献するような「お土産」を持ち帰りたいもの…


特に、絶食を検討する際は、正しい知識と、準備期、回復期もふくめて、しっかりとした事前の準備をもって安全に行わなければなりません。ここでは断食も絶食を勧めていません。個人の健康状態により専門家に頼ることは必至です。(ご興味のある方は、専門クリニックでの医科学的絶食治療についての※1参考動画がありますので記事下部へどうぞ)




《これまでの断食経験》

これまでに、三度の断食を自己責任で行ってきました。

一度目の断食は、オーストラリア移住後2年目ほど。日本食からの変化で酸性系食物(肉類や白いもの)があれよあれよと食べられなくなったこと、豪州産小麦粉にかけられる農薬が消化器系に大負担をもたらしたこと、意識の変化にともなうストレスで食がのどを通らなくなったりと、機能性胃腸障害が原因で、自然と食べなくなり、数日雨水ですごした後、庭の有機葉野菜でスムージーをつくって、飲み続けたのが10日間。
断食が明けてから、少しずつ多様な食べ物をゆっくりと身体に再紹介し、何が身体に合うのか合わないのかを時間をかけて探りました。消化器系に負担があったにも関わらずまだ肉食だった私は、それまで食べられたお肉、魚、乳製品、コーヒー、油もの、にんにく、玉葱、チリなど、吐き気をもよおして食べれなくなり、完全菜食、なかでも ※2 サトビック と呼ばれる食となったわけです。健康の秘訣はアルカリ性の食べ物を採ることですから、自然な人間の身体状態に合う食べ物だ、といっても過言ではありません。(【機能性胃腸障害とは】の記事シリーズもあわせてどうぞ)



二度目の断食は、タイへ渡ってガイア・アシュラムというパーマカルチャープロジェクトに住んでいたころ。
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《2017年当時:ガイアアシュラムのコアメンバー》

ある朝、今日からフレッシュココナッツを一日一個だけとろう、ということで突然はじまりました。タイ北部の田園で、毎日フードフォレストで働きながら、私の仕事は主にアシュラム居住者のエネルギーや精神状態をサポートすることでしたが、青空シャワー、コンポストトイレ、バナナの葉と地元のルキナの木で手作りで建てられた小屋に住んでいたので、今考えればとても夢のような話です、気温38度、湿度90%ですが。断食は自然と10日続き、その後に普通食(といっても、朝スムージー、昼ごはんの二食)に戻りました。精神状態はすこぶるよく、見えないものとのつながりが強くなり、瞑想が深まったことを感じました。後々わかったことですが、断食をはじめた日は、主に北半球の上座部仏教の国々(ミャンマー、ラオス、タイ、スリランカ、ブルネイ等)の比丘と比丘尼と尼僧たちが、いっせいに伝統的な厳しい雨安吾の修行(沈黙と断食)に入った日でした。


3度目の断食は、このガイア・アシュラムを出て、上座部仏教の森林派の山寺で過ごした際。バックパッカーに滞在した際に、山寺の専用カーが目の前に止まり、扉が開いて、「はいどうぞ」という具合に、とんとんとんと導かれて山寺へ入りました。雨安吾が仏陀入滅以来2500年強、上座部長老派によって口承で続く伝統であり、もちろん3ヶ月続くなどはつゆしらずに山寺生活がはじまりました。それは、私がココナッツファスティングを終えて数週間経ったころです。

上座部仏教では、雨安吾を敢えて「断食」とは呼びません。瞑想修行をする上でかなり効果があるため当然のごとく取り入れてられています。特に慎ましいタイの比丘/尼ですし、しかもすでに無言の修行中なので(笑)誰も「断食している」とはいいませんが、通常の社会では、一日一食少托鉢も断食ということで、私もそのカテゴリーに入れているだけのことです。


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《毎朝のWalking Vippasana:歩く瞑想で、托鉢の朝食をいただきます》


山寺では、朝9時から11時30分までを目処に、歩く瞑想のあと、托鉢を得て、お経を唱えたあと、超研ぎ澄まされた意識で、托鉢の中にあるご飯をゆっくり丁寧にいただきます。食べる行為も修行、消化する行為さえも修行。途中ビザ延長などでお隣ラオスに渡ったり、タイ国内移民センターにいったりと、山寺を出ることはありましたが、尼僧見習いともよべるレイ・パーソン(俗世に属しながらも山寺で修行を目指す者の総称)として、山寺から出た際も戒律を守ることが勧められ、もちろん山寺の外でも戒律をしっかりと守り、それは約100日間続きました。効果だけでも数記事になりそうなので、そちらについては別記事でご紹介することとして、断食の話を続けましょう。



《寛子の断食プログラム》


*採りいれるものは、地元またはエコビレッジのオーガニック作物または庭で採れた有機野菜


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《毎朝飲んでも飽きないこの絞りたて有機ジュース!》


準備期(計6日):

1日目 11時11分開始
    一日朝一食 朝食として少量の蒸野菜(ズッキーニとブロッコリー)に自然塩、庭野菜
2日目 一日朝一食 庭の野菜とフルーツ 
3日目 一日朝一食 蒸し野菜とアボガド 
4日目 一日朝一杯 バナナベースのグリーンスムージー庭野菜入り 
5日目 一日朝一杯 絞りたてジュース(セロリ、にんじん、りんご、生姜)
6日目 一日朝一杯 絞りたてジュース(セロリ、にんじん、りんご、生姜)

※日中、いちじく、葡萄、練りゴマ、自家製乳酸菌飲料(ウォーターケフィア)、コンブチャ、自家製アーモンドバター(アーモンドと自然塩のみ)の摂取、夕方4時まで
最終日は、愛するチャイに別れを告げました。



水絶食期(計9日間):

ー 飲んだもの ー


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《素敵なお水のグラスは、フラワーオブライフの上において、水に意識を送ってから、一口ずつ・・・》


雨水
 各種クリスタルとEMセラミックを入れたガラス容器に雨水を入れ、フラワーオブライフを下に敷いて周波数を高めてエナジャイズしたもの
ルイボスティ(カロリーゼロ、ミネラル豊富)、アボリジニのイミューブッシュティ(カロリーゼロ、感情や精神のアップダウンを一定にする効果あり)
ヒマラヤピンクソルトを舐める
  自然塩については賛否両論あるようですが、悩んでいる方は下記の※3動画(英語)をご参考ください)

ー 補助的に採ったもの(カロリーゼロであること)ー

パッションフルーツティ、ダミアナティ、タンポポティ、Planet OrganicのFemale Balance
  断食中は体温が下がる上に、秋へと向かう寒い週だったので、薄めのお茶をいただきました

酸っぱすぎる有機梅干を舐める
  立ちくらみがはげしく、寒気がとまらなくなった日に、梅干を舐めたことがはじまり

高品質のリンゴ酢 
  一日一杯 飲むとデトックスが進みます

アルミニウムの入っていない重曹を入れた水
  一日一杯 ガスを抜きます

プロバイオティクス
  完全に糖分が抜けたケフィアウォーターをものすごく薄めたもの(水に近い状態)


1日目  
2日目 1日目と2日目と3日目は、トイレとお友だちに。スケジュールはオープンに[黒ハート]
3日目 散歩1時間 3日目ケトーシスに入る、最も辛い日
4日目 散歩2時間 午前中ヨガ。午後ハート・ヒーリング・ワーク4時間
5日目 散歩2時間 エネルギーがフラット、横になる。
6日目 散歩2時間 精神的、感情的に非常に軽くクリア。午後に友だちと車でビーチへ
7日目 マーケットでのヒーリングワーク数時間、マーケット運営計9時間
8日目 瞑想サークルにて瞑想 東海岸で断食しているシスターと支えあいの会話
9日目 30分ヨガ 明日のための準備でうきうき


ー 積極的に行ったことー

・朝イチのオイルプリング
  いつも以上に毒素が出ていることが確認できました
・マッサージ
  痛いところは揉む(中村天風流)。水断食最終日に友人が1時間30分マッサージしてくれました
・お風呂
  貯水タンクの雨水が貴重なため、入っても年一度ほど。それが今回は2度湯船に浸かりました!
・はだし生活
  基本、いつもですが
・ビーチ
  ビーチまで徒歩20分強。行けないことの方が多かったです
・ネティ(鼻洗浄)
  ビーチに行かないときは、鼻洗浄 
・サンゲイジング
  夕日をみつめるたび、チャネリングが始まります
・呼吸法
  火の呼吸法カパラバティをしたら失神しかけました。断食中は脈拍数があがりますのでご注意を
・ヨガ
  通常の1時間半はなかなかできず、30分ぼちぼちぐらいがよい具合でした
・気功
  断食と気功は相性が良いように感じます
・散歩
  マインディングしている愛犬のマーニーがいる間は、ほぼ毎日歩くことができました
・瞑想とお祈り
  瞑想とお祈りなくしてさて断食は成功するものだろうか、と何度も思うところがありました



回復期:


[雷]注意[雷]
胎内に採りいれるものは化学物質から完全にフリーであることが大前提です。特に回復期最初は大切です。

1日目 ヨガ1時間と瞑想とお祈り後、11時11分 Break my Fast!(英語のBreak-fastの語源!)
    ジューサーにかけた葉野菜メインの絞りたてジュース
    午後、完熟とろとろ柿 完熟いちじく
    一日かけてゆっくりココナッツウォーターを飲む(エレクトロライトの補給)

ジュースレシピはいろいろ調べた結果、これでいきました ↓ ↓ ↓
   多種多様たっぷりの庭の葉野菜とメディカルハーブとお花
   あなり多めのパセリ
   かなり多めのコリアンダー
   セロリ茎3本程度
   小きゅうり半分
   細めにんじん3~4本程度
   生姜大ブロック
   少ビーツ半分※
   小レモン半分※
  
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《一緒に住んでるピーターとクリスティーナのお庭から、今いるリンダの家にデリバリー。
 ピラミッドと地磁気タワーのあるお庭なので、お野菜の生命力といったら!》



これだけでは非常に苦いので、自家製のウォーターケフィア、コンブチャ、ココナッツウォーターを足しいれて。


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《あの青汁が100万倍甘く感じるくらい、苦い!そして体にいい!》


2日目 ジューサーにかけた絞りたてセロリジュース
    ジューサーにかけた絞りたてジュース:一日目と同じレシピにリンゴを加えたもの
    ほうれん草出汁のお味噌汁に生姜汁を加えたもの
    くたくたのほうれん草は、後ほど自然塩をかけて

3日目 ジューサーにかけた絞りたてセロリジュース 
    ジューサーにかけた絞りたてジュース:二日目レシピからビーツときゅうり抜いたもの
    バナナベースのスムージー
     ケール、メディカルハーブ類、ウォーターケフィアとケフィアグレイン、レモン、生姜、
     すりゴマ 、スピルリナ等Green Mix、マカ、VB12パウダー、ココナッツミルク少量

4日目 ジューサーにかけた絞りたてリンゴと生姜ジュース
    アボカドに、ゴマ、葉ものとハーブ花類、タマリ醤油、レモン汁
    ほうれん草出汁のお味噌汁に生姜汁を加えて具ごと
    おやつに、完熟柿と完熟葡萄

5日目から通常食へ
    午前中にセロリジュース and/or バナナベースのグリーンスムージー 
    午後はアボカドのガーデンサラダかお味噌汁か蒸し野菜
    。。。そんな生活に戻ります。



ー 水断食から回復期への注意点 ー


・断食明けの最初のジュースの後、数時間内にお通じがあることが理想のようなので、少量のビーツとレモンを加えました。数時間内になくても、かならずお通じはやってきます

・繊維質は2日後からがよいようなので、初日はジューサーにかけて繊維のないものからはじめる

・休止していた消化器官がいっせいに動き出すので、ジュースやスムージーといえども、ゆっくりと、控えめに採ることがよい。急激に採ると胃痛の原因に

・良質の油(ヘンプ、アプリコットカーネル、フラックスシード、オメガ3-6-9系)は、断食があけて数日後からがよい

・特にアルカリ性にかたむいたフルーツ類を採ることが必要

・回復期は、油断すると食べてしまう(リバウンドする)と言われますが、断食中に感じていた「空腹感」を「ただの感覚」意識であることを継続させると、(思考において「まだ断食中だ」と捉える)と、比較的穏やかにすごすことができます。


注意)酸性食品や刺激物(白い粉もん系、アルコール、コーヒー:カフェイン、唐辛子、ガーリック、肉類、魚類、熱した油(揚げ物、炒め物)については、私はとらないのでわかりませんが、採る場合は心身とよくご相談ください。



断食中起こったこと(起こりうること):


・寒気
悪寒があるので、湯たんぽを使いました。急激に気温が落ちた日は、体温も落ち、夜中に起きて湯たんぽを作り直しました。日中ぽかぽか陽気でも4枚ほど着込んでいる状態。最近は基礎体温が高く、通常は人より薄着で平気だったので、とつぜん真冬になった気分でした。断食を終え、回復期に入ったとたんに体温は戻りました。

・おなかのぐるぐる
最初の3日がとてもアクティブで、宿便と間違われる胆汁を出しにトイレにいきっぱなしでした。4~7日は便はほとんど出ず。7日目にリンゴ酢を飲みはじめたとたんに、便再開。なるほどリンゴ酢は断食に勧められるほどのものだと感じました。おなかのぐるぐるは、アルミニウムフリーの重曹を小スプーン一杯水に溶かして飲み解消しました。

・オイルプリングで毒素アウト
毎朝のオイルプリング(オーガニックココナッツオイル使用)は、いつも以上に痰が出ていることが確認できましたが、水断食を終える直前から出なくなりました。

・背中下部の痛み
内臓、特に腎臓がデトックスをすると、そのあたりがいたむようです。一日で収まりました。
サイクルを完全にはずして生理がきましたが、生理痛はまったくというほどなかったので、背中の痛みはきっと内臓系のデトックスだったと根拠なく感じています。

・WIFIに敏感に
毎晩、夜はルーターを完全に消して寝ていますが、断食を終えてから携帯を手に持つと、ジージーというような電波を以前よりシャープに感じます。断食中は、PCを控えめにしました。

・目の下のクマ
最初の2日、目の下にクマが出てきて驚きました。クマの存在は私の現実から消えていたので多少驚いたあと、断食の目的は「エゴを手放す」、すなわち、「こだわりを落とす」、「期待を落とす」、「執着を落とす」、なので、三次元の現実はこういうものだからと気にしないでいると、4日目に消えました。

・見た目の変化
身体的には、お腹はペッタンコ、二の腕と太ももが本当に若干スリムになった感と、去年から急に噴出してきた顔のぽつぽつが若干ひいたこと。水断食を終えた日に会った友だちは、ひぇ~~っと言っていましたので、見た目にワンサイズ落ちたのかもしれません。体重は測量しないためデータなしです。


私は頭痛や、胃痛、眠気などあまりなかったのですが、同じ症状がずっと続く場合や、吐き戻した場合、意識もうろうとするようなことや、集中力が低下した場合は、即中止するべきだと聞きますので、念のためこちらにメモしておきます



今回の水断食では、アドーシス状態の最初数日がつらく、体がケトーシスに入った後の4日後くらいからは身体エネルギーがセーブ状態になり、身体的にはアクティブではないのと反比例で精神が研ぎ澄まされていくのがわかりました。最善の一日だと感じたのは、水断食後、回復食3日目のこと。朝のルーティン、ヨガと瞑想をしたあと、すべての現象が統合していく感覚の中にありました。回復期が大切だという理由は、この再統合するプロセスが起こるからではないかと感じました。。


私が感じるところの、ジュース断食と果糖を一切絶っての水断食の最大の違いは、精神面にあると感じました。単に美容や健康目的ならば、酵素やジュースなどを効率的にとって、最大限の効果を図ればよいと思うのですが、水断食の場合は、なにか膨大なものに立ち向かう感、果糖(エネルギー)に頼れない危機感のような孤独に立ち向かう感があります。それはきっと、腸内悪玉菌やパラサイトとかかわっている気がするのです、そう、エゴと直結している悪玉菌とパラサイト。水断食は、直感的に、最後の砦を落としにかかるような感覚があります。今回の私の挑戦はそんなに長くもないのですが、「それなりに大きなことが起こって」、「大きなものを落としきった感」が残っています。そのぽっかりと大きな穴に、内面から湧きおこると同時に天から降りてくる愛と光をリフィルしていけるかどうかは、今在る意識の持ちかた次第なのです。心の、静けさです。


物質世界の話でいうと、【引き寄せの法則】により引寄力が強まった、というと正しくもあり正しくなくもあるのですが、エネルギー体が純粋でクリアになることは、これまで「邪魔」や「ブロック」していたものの存在(こだわり、執着、信念体系、変わりたくないという頑固さなどの自我)がより薄くなっていくことであって、その結果、本来フローしているエネルギーをそのまま=在るがままにフローさせていくことができます。私たちの本質である愛はあふれだし、磁石のように同じクオリティの愛をひきつけます。三次元の現実で、まるで「引き寄せ」がはじまったかのように感じますが、本来「引き寄せ」はあるべき姿なのです。



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今日は私の正座である天びん座の満月。しかも「ピンクの満月」と呼ばれます。今夜の月の女神様へのお祈りがピュアな心で行えることを嬉しく感じながら、断食終了です。19日間挑戦できたことに心から感謝です。

大好きな友人たちは、本当にたくさんの援助をしてくれました。アメリカ出身のリンダは断食に必要な超高性能ジューサーを一月間貸してくれ、ピーターは、買い物の荷物を運んでくれて、そしてビーチまで車で連れて行ってくれて、クリスティーナはお庭のメディスンハーブを収穫してくれ、ダミアンは希少なハーブティをわけてくれ、ディーラは1時間半のマッサージをドネイションしてくれ、おまけにコンブチャを2Lも分けてくれて、アレックスは40日間水絶食した際のアイデアと、心からの祝福をくれ、愛犬マーニーと一緒に時間を過ごせたり。もちろん、この一ヶ月オペラ歌手のリンダがシドニーに行っていなければ私はこの家に滞在していなかったので、この無言メインの断食はできなかったでしょう。


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《おたがいを尊重し、同じく魂の旅を近くで続けるオーストラリアの大切なソウルファミリー》

人生に起こるすべての事象は、壮大なオーケストラとして、すべての音(周波数)が最善のタイミングで完全なハーモニーを奏でるのですが、それだとわかっているからこそ、このオーケストラに参加し、そしてサポートしてくれたすべての人たち、今に存在するすべての存在に、感謝の気持ちでいっぱいです。



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「どうですか?
 ちゃんと、生きていますか?
 思いやりの心が、ありますか?
 心は穏やかで、所作は丁寧ですか?
 内なる静寂が、強さを保っていますか?
 心の情景をありのままに感じられていますか、
 観ていますか?
 感情が口に到着する前に、もう一度思い直しましたか、
 辛抱強さはありますか?
 伝えたいことを正しく伝えるための言葉を、
 見つけましたか?
 皆が勇気をもって歩む同志であること、気づきましたか?
 佳麗さ、優雅さ、人生の慶びを、思い出しましたか?
 安らかな国は、律する心から生まれるのです。

 やわらかくつつみこむ
 深くつよい貴方の愛が
 たおやかな風となって
 貴方の存在を通して
 流れていることを感じて
 生きてください」


胸をひらいて
この大きな愛に
幸せをいっぱい吸い込んで
今日も生きていこう。


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※1

参考動画:〔絶食療法の科学(約50分)〕





※2 サトビック の要素について、ひできさんのブログに素敵な文章があったので、貼らせていただきます。ご参考まで
Sattvicな生き方-ひできの八ヶ岳ブログ
(英紀さん、ありがとうございます[黒ハート]



※3

参考動画:〔WATER FASTING & SALT: Should You Consume Sodium While Fasting? *IMPORTANT*(約30分)〕






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