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オーストラリア永住への道【永住ビザ申請】 [国際結婚・永住]

去年オーストラリアから日本に3ヶ月の滞在ビザで入国したスチュアート。私たちは3ヶ月以内に入管へ書類を提出し、滞在期間を延長した上で日本で配偶者ビザを取得しました。その時の作業は、もはや今回の練習としか思えません。

今年2013年。とうとう私は、オーストラリアに永住することを決意しました。太平洋の西の方(ハワイ・アメリカ本土と中米・カリブ)を見つめながら、いつか西方へ出向くのだと信じてきた私は、実は最初に短期留学した国、オーストラリアに永住することになりました。人生ってわからない。そしてオモシロイ!

思えばこの数ヶ月、準備が出来ているかを自分の心に自ら深く問いながら、そして準備ができていることを徐々に感じはじめ、そして永住ビザ申請を始めました。何でもそう、心が決まったら、意思、意識、行動すべてがそこを見つめて猪突猛進です。ドスコイ


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さてさて、そもそも国際結婚したら何で書類が必要なの?って思う方もいるかもしれません。同国内の結婚である場合は、書類一枚または数枚程度で「晴れて結婚」ですが、国際結婚の場合、一枚ではちと難しい。法律上国境を超えるのため、準備する書類が増えるのですね。

法的に証明するとは言うものの、証明すべきは『愛』です。つまり、見えないものを証明します。申請者側の目的は、我々の愛が本物だという証拠を揃えることで、その『愛』が偽物だろうか疑ってかかって審査するのが、入国管理局です。

☆☆☆

今回は、私(妻=申請者)が日本にいて、呼びよせる人(夫=スポンサー)がオーストラリアにいる場合の手続きです。
参考)在日オーストラリア大使館(東京)
http://www.australia.or.jp/

※申請する国や、時期によって、申請先、申請料金、申請に掛る時間と書類(全部やん[がく~(落胆した顔)])が変わります。常に最新情報をオーストラリア大使館のビザ課で確認してください。

→って、大使館の情報を調べても英日ですら内容が違うため、大使館の方と何度もやりとりしました。かじりむしですよ。しかも最終的にまだ謎は解けていません。(すべてのカップルの状況がちがうため、そもそも「正しい情報」なんてあるのかしらと思う次第です[バッド(下向き矢印)]


☆☆☆


【用意するもの】

パスポート
運転免許所
戸籍謄本
謎をひもとく頭
強い意志


【まずすること】

すべての情報をアップデートする。書類、知識、夢、すべてです。
大使館が提供している、ビザに関する大量の文献を、日英ともに読破する。


【提出書類】(主に申請者側)

[かわいい]大使館指定の申請書類に、必要事項を記入
申請者(妻)が用意するフォームは47SP、スポンサー(夫)が用意するのは40SPと、それぞれに書類があります。計50ページほど。
仕上げる際に、いろんな情報が必要になって髪の毛が逆立ちそうになるのをこらえます。

[かわいい]戸籍謄本
加えて、法的な血縁関係者の情報が必要な場合は、過去の戸籍謄本も得てください。最近は難しい名前も多いので、ふりがなのない戸籍謄本では読めません。困ったり、焦った後、諦める勇気も大切です。

[かわいい]二人のラブラブ関係についての証拠提示
いつ最初に出会ったか、カードやプレゼントの証拠物品、メールやチャットの記録、いつ結婚を決意したのか等を、記録をたどって、写真つきで証明。結婚後も、どのように生計を立てていたか、二人に宛てられた政府からの手紙や(納税書など)、二人が実際に生活していた証拠を提示します。

[かわいい]全ての書類は然るべき翻訳者に英訳され、翻訳会社または翻訳者の印鑑、署名、日付が入っているコト。

[かわいい]歴史を飾るスナップ写真は、厳選して15枚から20枚くらいにするのがよいでしょう。

[かわいい]申請者とスポンサーそれぞれが書くのは、二人がどう出会って今に至るかのエッセー。署名と日付いり。楽しんでやるしかありません。しかも後で読むと、決意したラブレターのようでもあります。

[かわいい]過去10年にわたる渡航歴を洗い出します。私の場合、仕事も含めてこの10年に20回渡航していました。パスポートとにらめっこしてください。入国出国スタンプがすごく離れたところに押されていることがあり、もはやパズルです。

[かわいい]警察本部に出向きましょう。過去に1年以上住んだ国の、無犯罪証明書を取得します。転勤や留学をしていたら、日本だけでなくその国の無犯罪証明書も必要です。

[かわいい]これまでの収入証明、今後の見込み、そして地に足ついた人生の設計図を、二人で協力して完成させましょう。
「なぜ、二人は一緒になったのか?」
「二人で、どんな人生を歩もうとしているのか?」
「二人の夢をサポートする、収入や資産はどうつくるのか?」
    ↑  ↑  
   この辺はいつも和道でやっているので、得意分野です


[かわいい]二人の関係を証明してくれる友人たちからの、法的に効力のある証言を得ましょう。

[かわいい]パスポートサイズの顔写真
無駄な情報ですが、町中にある「パスポートサイズ」と書かれた写真機で写真を撮ると、3枚パスポートサイズが出て、2枚は小さいサイズです。大学がある付近にいくと、パスポートサイズがきちんと4枚出てくる写真機があります。

[かわいい]パスポートは、日本では一般的ではない認証コピーを受けましょう。どこで受けるのかよくわからなくて、行政書士から認証コピーを受けた場合、「認められない可能性があるかもしれません、あしからず。」と大使館の人に言われました。

[かわいい]あなたは健康ですか?日本に5つくらいしかない、オーストラリア政府認定の病院で、健康診断を受けてください。診断には、パスポートが必要です。交通費、診断費用は自分で負担してください。結果の有効期限は1年です。1年後にまだビザが下りていない場合、、健康診断を再度受けてください。

[かわいい]申請に掛る費用は毎年2度査定され、今後も引き続き増え続ける予報です。

[かわいい]「注)提出書類はあくまでも参考にしてください。添付の資料はいくらでもつけて結構です」。見えない『愛』を証明するんだから、いくらでも長くなります。

[かわいい]すべての文章は英語で作成してください。日本語の文書に関しては、すべてプロの翻訳者により英訳されたものを提出してください。申請者、申請者の家族の翻訳は受け付けません。

  ↓
  ↓

[かわいい]申請書類がビザ課に受理された後、担当官より連絡があります。その後の指示により、加えて必要な書類があれば追って送ります。


☆☆☆


準備に掛る費用としては、最初から正しい情報があれば無駄はありませんが、戸籍謄本、住民票、結婚証明書、パスポートの更新費、行政書士の認証コピー費用、郵便費用。私の場合、京都にプリンターを持ってきていないため、スキャン・プリンターは、姉のを借りたり、コンビニのものを利用したり、写真のプリントはプリントショップを使いました。今後、健康診断は3万円弱掛り、あとは指定の書類を得るのにいくらかかるかというところ。

【追記】 
結果的に、かかった経費は約26万円。
ビザ申請料がAU$2,680 と、通信費、コピー・スキャン費、写真、戸籍・住民票等取り寄せ、パスポートの本籍変更、等々、私の場合はJP¥10000 
専門家(行政書士等)に依頼していないので、かなりリーズナブルだと思います。


.:♪*:・'゚♭.:*・♪'゚。.*#:・'゚.:*♪:・'.:♪*:・'゚♭.:*・♪


今日、スチュアートが揃えた郵便物が日本に到着し、私もサインすべきところに署名しました。お互いが真剣に書いたステイトメント(二人の出会いから、結婚、そして、現在と、今後どう二人で生きていきたいか)は、本気のラブレターとも言え、読んだ時は感動ものでした。すべての結婚にこの過程をもてば、離婚率は若干減るんじゃないかしら?と思いながら、書類を完成させて・・・

本日、7月3日(水)、すべての書類を統合させて、韓国向けに発送しました。結果、今現在で
書類150枚と写真30枚
そんなに多くないかなという印象になってきた。


そうそう、郵便物の申告シールの【価値欄】に、Priceless, Preciousって書いた私。だって本気だもん[るんるん]


これを読んでいる、これから申請する方。だいじょうぶ、がんばって[ぴかぴか(新しい)]
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